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確かなデータはありませんが、iPhone 7はリコール対象のSamsung Galaxy Note 7のようには発火しないのではないかという予感がします。ニュースでは、無関係な話題に注目を集めるようなストーリーを当てはめるのがよくありますが、あの燃え尽きたiPhone 7の画像が話題になったにもかかわらず、iPhone 7が通常の使用状態でSamsungのリコール対象の主力機種のように爆発するという証拠はありません。

正確性を保つため、事前に十分な調査を行わずに物議を醸すような見出しを載せることには、私は過度に慎重です。たとえmacOSの開発者向けベータ版のリリースに関する記事であっても、憶測は控え、必ず検証してください。

適切な情報源がない限り、ドラマチックな見出しを読むと、私はとても疑念を抱きます。先月、9to5GoogleがGalaxy Note 7の爆発に関する初期報告を掲載したとき、この問題がこれほど広範囲に及ぶとは想像もしていませんでした。

その後も事態はどんどん悪化し、煙のないところに火はないという状況が証明されました。Note 7は航空機への持ち込みが禁止され、サムスンは自主回収を実施。そして政府はついに「もうたくさんだ」と公式発表しました。新型Note 7が過熱するという報道には、再び懐疑的になってしまいました（今となってはそれほど驚くことではないでしょうが）。洗濯機が爆発するという話も、どう受け止めたらいいのか分かりません。

しかし、今週目にするであろうニュースの見出しとは裏腹に、iPhone 7のお客様は心配する必要はないと思います。もしiPhone 7に重大な欠陥があり、充電中や通常の使用中に発火したとしても、 私たちはすぐに気付くはずです。

iPhone 6sのプロセッサの中には、製造元によってベンチマーク結果が異なるものがあり、iPhone 6 Plusは座ると持ちこたえにくいことも分かっていました（AppleはiPhone 6sをより頑丈なアルミニウムで製造しました）。iPhone 5のスレートは簡単に欠けて、下の銀色の面が露出することも分かっていました（Appleは1年後にスレートの製造を中止しました）。iPhone 4では、アンテナの特定の部分に触れると通話品質が低下する可能性があることも分かっていました（AppleはVerizonとiPhone 4sのアンテナを再設計しました）。

新しいiPhoneに何か論争があるなら、もう分かっているはずだ。漆黒の傷つきやすさはAppleが警告しているので問題にはならないし、#ヒスゲート事件は極めて限定的だ。iPhone 7が爆発するなんて、どうやら現実には起こっていないようだ。

Galaxy Note 7と比べて、iPhoneの数がどれだけ多いか考えてみてください。サムスンはGalaxy S7、Galaxy S7 Edge、Galaxy Note 7とラインナップを細分化しているため、爆発したモデルが 唯一のフラッグシップモデルというわけでは ありません。リコール前には約250万台が販売されていました。

Appleは今年の発売初週末に何台のiPhone 7モデルが売れたかを発表していない。需要と供給によって販売台数が決まるからだと言う。しかし昨年は 発売初週末に1,300万台以上のiPhone 6sとiPhone 6s Plusが売れており、iPhone 7もおそらくそのくらいの台数になると思われる。

爆発したGalaxy Note 7と比べて、iPhone 7の流通数が6倍にも達し、発火の報告もまだないのであれば、iPhone 7は爆発しないと考えても間違いないでしょう。ただし、通常の使用目的とは異なる状況で可燃性バッテリーが爆発する場合を除きます。

（ここで問題となっている粉々に砕け散った iPhone は、配送時の状況で本当に爆発したのかもしれない。経緯については、iPhone が Apple によって交換されたということ以外、ほとんど何も明かされていない。今考えてみると、私の AT&T の iPhone 7 Plus の箱もかなり傷んでいたが、今のところは大丈夫だ。）

画像はRedditより

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