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診察後に書類を受け取ったものの、どうしたらいいのか分からず途方に暮れた経験があるかもしれません。何年も保管しますか？デジタル化しますか？医師はすでに電子的に入力しているのに、なぜ電子コピーを送ってくれないのでしょうか？そこで「ケア継続性文書」が役立ちます。

情報を記録するフォーマットに従い、それを（コンプライアンスの範囲内で）共有可能にすることで、医療提供者は長年にわたる健康データをより簡単に追跡できます。AppleのiOS 10では、ユーザーはこれらの文書をデバイスにインポートし、暗号化された状態で今後何年も保存できます。

これを自分でテストするために、GitHubからサンプルのCCDファイルをダウンロードし、Dropboxにアップロードしました。（注：個人を特定できる情報を暗号化されていないクラウドプロバイダーにアップロードしないでください 。このサンプルファイルは、このテストにのみ使用されました。）DropboxでXMLドキュメントを見つけると、そのデータをヘルスケアアプリにコピーするオプションが表示されました。このオプションを選択すると、ヘルスケアアプリが起動し、ドキュメントのデータの概要がハイライト表示されます。プレビューセルには、医療機関の名前と受診日が表示されていました。

このプレビューセルをタップすると、医療施設名、患者名、文書作成者名、文書管理者（文書の維持管理責任者）など、文書の詳細情報が表示されます。これらの情報の上には、文書自体を示す小さなサムネイル（タップ可能）があります。これをタップすると、文書のXMLのフォーマットされたプレビューページが表示され、生のXMLデータも表示できます。

ユーザーがヘルスケアアプリに健康記録を保存することを確認すると、「健康記録」セクションにすべての健康記録ドキュメントのリストが表示されます。各ドキュメントの横にはデータの小さな概要ビューが表示されるため、今後「健康記録」ビューにさらに多くのドキュメントが追加されても、個々のドキュメントを簡単に識別できます。

Appleがヘルスケアに健康記録を追加するという動きは、アプリ内で個人の健康データを可能な限り幅広く網羅するための、次なる論理的なステップと言えるでしょう。Apple Watchの高性能とiPhoneに内蔵された歩数計機能のおかげで、健康記録が追加されたことで、ユーザーがヘルスケアに費やす最小限の労力さえも、価値あるものになりました。

以下は、iOS 10 ベータ 1 のリリースで HealthKit に起こった変更の一覧です。

ヘルスキット

HealthKit フレームワーク ( HealthKit.framework) には、次の変更と機能強化が含まれています。

• HKCDADocument CDA ドキュメント (つまり、臨床ドキュメント アーキテクチャ標準に準拠したドキュメント) を表す新しい クラス。
• ワークアウトのと をHKWorkoutConfiguration 指定できる 新しい クラス 。activityTypelocationType
• 新しい HKWheelchairUseObject 特性オブジェクト タイプと関連 HKHealthStore メソッド wheelchairUseWithError:。
• HKWeatherConditionClearや などの天気の種類や HKWeatherConditionCloudy、 や などのワークアウトの種類を HKWorkoutActivityTypeFlexibility 示す 新しいメタデータ キーHKWorkoutActivityTypeWheelchairRunPace。

HealthKit の変更点の詳細については、Apple の「iOS 10 の新機能」ページを参照してください。また、完全なビデオがすべての開発者にリリースされたら、WWDC 2016 ビデオ ページをチェックして最新情報を入手してください。

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